リコーオートハーフ
はい、まず反省
こんにちは、初めての投稿をあらためて見てみたら、まー、ヒドイ。カメラの特徴など、もう少し書ければ良かったなぁと反省する、とめ吉です。
今回、紹介するカメラは……。
はい、ドーン!
リコーオートハーフ! このカメラ、1962年に発売された初期型です。
とめ吉が、いつものハードオフを覗くとジャンクケースの中に、この子がいました。
「あちゃー!目とレンズが合っちゃったよ。」
しかしシャッター切れません!の表示がされていました。
もしかして⁈
実はこのカメラ、フィルムが入っていないと
シャッターがチャージされません。
それを知っていたとめ吉はすぐに店員さんに声を掛け見せてもらいました。
写真の赤丸の部分を指でゆっくり回転方向へと回すと、なんと!シャッターがチャージされ、
シャッターが切れました。
とめ吉「こいつ⁈ 動くぞ!」
と、即お買い上げ。
じっくり見てみたら。
まずは、正面です。パッと見は昭和の弁当箱を思わせるスタイルです。正面にレンズ、ファインダー、セレン受光部、そしてシャッターボタン。このボディをバラす時シャッターボタンの横にもネジが隠れているので注意が必要です。
上部を見てみると、かなりシンプルです、フィルム感度も最高200までですね。
それと見えにくいのですが、オートEEとフラッシュ使用時の任意での絞りダイヤルがあります。
はい、裏面です。ありふれた言葉を使うと、「特徴が無いのが特徴です。」
底面です。底面には、フィルムカウンター、巻き取りノブと、はい!皆さん!注目!
大きいノブは何と自動巻き上げのゼンマイなんですねー。
でも、このゼンマイ何十年も使える想定は無いので壊れている個体もありますし、壊れたらほぼ終わりかと、とめ吉は思います。「そんな事無いよ。」と教えてくれる方がいらっしゃれば嬉しいです。
はい。中を開けてみました。モナカと言う方もいますが、まさにその通り!
しかし、中を見ると、こんな小さなボディにメカを収めるのを改めて見ると凄いなと感じてしまいます。
そしてハーフなので、中はペンEEと似ています。そしてフィルムの1コマに2枚で、36枚で72枚!まさに経済的ですね。
えっ⁈ 現像代が高い⁈
そこのあなた‼︎ 思いでは‼︎
プライスレス‼︎
ここ大事ですよー。
現像した写真
さて、現像した写真を見てみましょう。
晴れていると、とめ吉は発色がとても良いとかんじました。特に桜のピンクは、ハァ〜ッ、と見とれてしまいました。
こちらは、曇りの日ですね。
それでもキレイに撮れていると思います。
草の緑が鮮やかな感じが良いです。
まとめ
少しまとめてみます。
1 古いカメラですが、写りはシッカリしています。
2 目測ゾーンフォーカスで、気楽にとれますし、電池要らずは素晴らしい。
3 ゼンマイの破損は、必ずチェックしましょう。それと、ゼンマイのおかげである意味連写できます。
4 フィルムを入れないとシャッターが切れない。フィルム無しでチェックする時は、スプロケを回して確認。
5 思い出は、プライスレス。
以上がとめ吉が、見てくださる皆さんに伝えたい事をまとめてみました。
最後に…。
古いカメラは、ちょっとメンテすると動いてくれたり、完動でも汚れているだけでジャンクになってしまうのもあります。古いカメラは、興味あるけど高いのは…。と思う方ジャンクを覗いてみませんか。もしかしたら、良い出会いがあるかもしれませんよ。^_^
とめ吉は、デジタルカメラ反対ではないですしデジカメ大好きです。ただ、フィルムカメラは、メンテして写して感光したら、遮光材 (モルト) を貼り直したりと手をかけてあけるのが楽しかったりするので少しでも興味を持ってもらえると嬉しいです。ではまた!^_^