コニカEEマチック デラックス
皆さん、こんにちは。本日もジャンクの海から、クラッシックカメラを引き上げ、カメラ沼に首まで浸かっているとめ吉です。( ´ ▽ ` )ノ
出会いは、いつも突然に。
このカメラとの出会いは、いつものハードオフさんです。フィルムを現像に出してる隙間時間にハードオフさんをのぞいてはいつもの面子に新入りを見て回る、そんな感じで今日も回るかとジャンクコーナーに踏み込んだ瞬間に、とめ吉の目にとまりました。
ハイ、ドーーーン‼︎
1965年に発売されたカメラで、絞り、シャッタースピードは、カメラが決めてくれます。ピントは、目測ゾーンフォーカスではなく、二重像合致式ですので、距離が合わずピンぼけの失敗がほぼ無いすごいカメラです。
オイオイ、何処がデラックスなんだ?と思う皆さん、次の画像をご覧頂こう。
お解り頂けただろうか…、
軍艦部に輝くデラックスの文字を。
さて、デラックスと言うからには何が違うのかと言うと、最初のEEマチックには無かったセルフタイマーとファインダー内にシャッタースピードの表示それに露出不足の時は赤表示になりシャッターロックがかかる優れ物です。
そしてもう一つのデラックスは、こちらです。
ニューローディングシステムです。もう、とめ吉はこれを見た時、
「おおー⁈なんかすげーなぁ、オラ、ワクワクすっぞ」と、テンションMaxです。^_^
それでは、フィルム室をみてみます。
フィルム巻き取りクランクを、上に引っ張るとパッカーンと裏蓋が開きます。
ハイ、画像右のフィルム巻き上げスプールをご覧ください。
普通の巻き上げスプールは、このように溝がなく、スプールに巻き付くように薄くキツキツの鉄板?の隙間にフィルムを差し込むのですが、差し込みが甘いと外れてしまい、やり直しているうちに、フィルムがグチャグチャになったり、引っ張り出し過ぎてしまったりと手間がかかりましたが、このスプールは差し込むだけで後は巻き上げるだけと失敗がない優れものです。しかもこのスプール、コニカが世界初とか聞いた気がします。
そしてこのスプールがデラックスのニュー.ローディングシステムです。
その他は?
その他を見てみますと、
シンプルなフィルム感度設定ダイヤルです。
感度は12から400まであります。
皆さん、お気づきでしょうか。ISOじゃ無いの?と、当時はASA (アーサ)といいました。
じゃあ、赤い方は何?と思いますね。この赤い方は、シャア専用でもなければ3倍の感度が得られる訳でもありません。
これは、ドイツの感度設定でDIN (ディン)と言います。
さて、レンズを見てみましょう。
セレン受光部、いつ見ても綺麗ですね。ちなみにとめ吉の弟小鉄は、「そのレンズの周りの光るの?」と聞かれた時は、
とめ吉は、言葉を無くしました。それはもう、唄を忘れたカナリヤの様に…
小鉄は、メカ音痴が酷いのは知ってましたが、ここまでとは…(´;ω;`)
おっと、脱線しました。レンズは、40ミリのヘキサノンF2.8です。写りも良く、とめ吉が大好きなレンズです。
写真です。
近くのダムで夕陽を撮りました。逆光が好きでよく撮りますが光りがとても綺麗にうつります。
こちらは、左斜光です。ツツジの花が鮮やかです。
曇りの日に撮影しました。柔らかくノスタルジーな感じがします。
モデルさんは、愛猫のさしみさんです。
最後に。
この、コニカEEマチックデラックスは、使いやすくお散歩カメラに向いてます、実際に手にしてみますと、勝手が良く重さも気にならず、本当に可愛いらしいカメラです。ただ、あまり人気が無いのが残念です。でも本当に良く出来たカメラです。手に入れるチャンスがあれば、是非手に入れ触って使ってみて下さい。とめ吉おススメの一台です。
最後までお付き合い頂きありがとうごさいました。とめ吉は、調べたり、使って写真にしてと、更新がかなり遅く、皆さんに忘れさられない様頑張ってまいります。それでは次回まで。
( ´ ▽ ` )ノシ